結婚式でドローンを飛行させる時に気を付けること

結婚式でドローンを飛行させる時に気を付けること

 

ドローンの醍醐味といえば、「空撮」です。

陸からでは不可能な角度からの撮影は、非常に魅力的ですよね。

そこで、ドローンを結婚式で飛行させて空撮するという活用方法が、海外や国内の動画公開サイトを通じて公開されています。

とても華やかな映像ばかりで心惹かれてしましますが、実際にドローンを結婚式場で飛行させるとなると、様々な問題が発生します。

今回は、結婚式でドローンを飛行させる場合に、気を付けるべき点を紹介したいと思ます。

 

結婚式でドローンを飛行させる時は以下の3点に注意!

 

【注意点1】ドローンによるケガの危険性を考える

 

もし、ドローンが人に激突したとしたらどうなるでしょうか?

おそらく「痛い」どころでは済みません。

ドローンのプロペラは非常に高速で回転しているため、顔に激突しようものなら、スパッと切れてしまう位の威力があります。

さらに、結婚式で空撮するレベルのドローンとなると、重さが1キロを超えてくるので、落下して激突すると、大事故につながります。

あと、ドローンの飛行音は予想以上に大きいことも注意する点です。

ドローンを飛行させるのであれば、飛行させることを参加者に事前に伝えておく必要がありますね。

 

 

【注意点2】屋外であれば近づいて飛行することができない

 

屋内であれば問題ありませんが、屋外での空撮であれば、人や建物に接近して撮影することはできません。

なぜなら、航空法の規定に基づいて、屋外での飛行は、人や物件から30m以上離さなければ飛行できないというルールがあるからです。

一人一人の顔をズームアップして撮影するというよりは、式全体を撮影する使い方になるということです。

 

 

【注意点3】ドローンを飛行させるために許可・承認が必要となる

 

結婚式場(屋外)で飛行させる場合、航空法の規定が適用されるので、許可・承認申請が必要となります。

式場(屋外)での飛行では、航空法で規制される要件の中で3つの要件が該当する可能性があります。

 

許可申請要件

①人口密集地域(DID地域)での飛行

 

承認申請要件

①人及び物件から30m以上離すことができない飛行

②多数の人が集まるイベント上空の飛行

 

以上の3つの要件については、申請をして国土交通省から許可・承認を得なければなりません。

この手続きは、初心者の方からすると難しいので、しっかりと下調べする必要があります。

当サイトでも申請方法について紹介しているので、参考にしてみてください。

【2017年度版】自分でドローン許可申請してみよう!~申請書編~

【2017年度版】自分でドローン許可先生してみよう!~別添資料編~

 

 

まとめ

 

ドローンを結婚式で飛行させるには、様々な注意点があることがお分かりいただけたでしょうか?

あと、最後に、婚式場にドローンを飛行させる許可を得る必要があることも注意してください。

国交省の許可・承認を得ることができたとしても、式場の許可を得ることができないと元も子もありません。

ドローンを飛行させたいなら、初めに式場から飛行許可をもらいましょうね。