結婚式でドローンを飛行させる時に気を付けること
- 2017.03.05
- 【ドローン関連情報】
ドローンの醍醐味といえば、「空撮」です。
陸からでは不可能な角度からの撮影は、非常に魅力的ですよね。
そこで、ドローンを結婚式で飛行させて空撮するという活用方法が、海外や国内の動画公開サイトを通じて公開されています。
とても華やかな映像ばかりで心惹かれてしましますが、実際にドローンを結婚式場で飛行させるとなると、様々な問題が発生します。
今回は、結婚式でドローンを飛行させる場合に、気を付けるべき点を紹介したいと思ます。
結婚式でドローンを飛行させる時は以下の3点に注意!
【注意点1】ドローンによるケガの危険性を考える
もし、ドローンが人に激突したとしたらどうなるでしょうか?
おそらく「痛い」どころでは済みません。
ドローンのプロペラは非常に高速で回転しているため、顔に激突しようものなら、スパッと切れてしまう位の威力があります。
さらに、結婚式で空撮するレベルのドローンとなると、重さが1キロを超えてくるので、落下して激突すると、大事故につながります。
あと、ドローンの飛行音は予想以上に大きいことも注意する点です。
ドローンを飛行させるのであれば、飛行させることを参加者に事前に伝えておく必要がありますね。
【注意点2】屋外であれば近づいて飛行することができない
屋内であれば問題ありませんが、屋外での空撮であれば、人や建物に接近して撮影することはできません。
なぜなら、航空法の規定に基づいて、屋外での飛行は、人や物件から30m以上離さなければ飛行できないというルールがあるからです。
一人一人の顔をズームアップして撮影するというよりは、式全体を撮影する使い方になるということです。
【注意点3】ドローンを飛行させるために許可・承認が必要となる
結婚式場(屋外)で飛行させる場合、航空法の規定が適用されるので、許可・承認申請が必要となります。
式場(屋外)での飛行では、航空法で規制される要件の中で3つの要件が該当する可能性があります。
許可申請要件
①人口密集地域(DID地域)での飛行
承認申請要件
①人及び物件から30m以上離すことができない飛行
②多数の人が集まるイベント上空の飛行
以上の3つの要件については、申請をして国土交通省から許可・承認を得なければなりません。
この手続きは、初心者の方からすると難しいので、しっかりと下調べする必要があります。
当サイトでも申請方法について紹介しているので、参考にしてみてください。
【2017年度版】自分でドローン許可申請してみよう!~申請書編~
【2017年度版】自分でドローン許可先生してみよう!~別添資料編~
まとめ
ドローンを結婚式で飛行させるには、様々な注意点があることがお分かりいただけたでしょうか?
あと、最後に、結婚式場にドローンを飛行させる許可を得る必要があることも注意してください。
国交省の許可・承認を得ることができたとしても、式場の許可を得ることができないと元も子もありません。
ドローンを飛行させたいなら、初めに式場から飛行許可をもらいましょうね。
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