ドローンの飛行方法のルールの概要を教えて?
- 2017.01.16
- 【飛行許可申請】
今やドローンは、機体によっては自由に飛行させることができなくなっています。
実際にドローンを飛行させた方はご存知だと思いますが、小型のドローンでさえ、力強いプロペラ音と風力を感じさせます。
ましてや、大型のドローンが上空から落下してきたり、横から激突してきたと思うと、本当にぞっとします。
さらに、2015年4月22日に東京都千代田区永田町にある総理大臣官邸屋上に、ドローンが落下した事件は記憶に新しいですよね。
このような事故や事件を引き起こさないためにも、国土交通省はドローンについて飛行方法のルールを定めています。
では、同省はどのようなルールを定めたのでしょうか?
[1] 日中(日出から日没まで)に飛行させること
[2] 目視(直接肉眼による)範囲内で無人航空機とその周囲を常時監視して飛行させること
[3] 人(第三者)又は物件(第三者の建物、自動車など)との間に30m以上の距離を保って飛行させること
[4] 祭礼、縁日など多数の人が集まる催しの上空で飛行させないこと
[5] 爆発物など危険物を輸送しないこと
[6] 無人航空機から物を投下しないこと
国土交通省(無人航空機の飛行方法)から引用
※無人航空機とは、総重量200g以上のドローンのこと
上記の飛行方法以外で飛行させる場合は、国土交通大臣の「承認」を得る必要があります。
飛行方法のルールに沿って飛行をさせないと、50万円以下の罰金が科される可能性があります。
ドローンの法規制が本格的になってきたのは、2015年12月とごく最近の出来事です。
つまり、ドローンの法整備はまだ成長過程なのだと思います。
法律というのは、国民のよりよい生活を担保するために日々変わっていくものなので、この記事を見て安心するのではなく、日ごろからのチェックを怠らないようにしましょう。
皆さんが快適なドローンライフを送ることを願っています。
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