ドローンを自宅や敷地内で飛行させるときに許可は必要なの??
- 2017.02.02
- 【ドローン関連情報】 【飛行許可申請】

グーグルのCMで、「ドローン空撮の画像」というフレーズが有名になったことにより、ドローンで空撮をしてみようと思う人が増えたのではないかと思います。
もし、あなたがドローンを手に入れた場合、一番最初に考えるのが、「どこで飛ばすか?」だと思います。
公園だったら、親子連れや子供が遊んでいて危ないし、駐車場や学校のグラウンドであれば、管理者の許可が必要になります。
考えてみると、ドローンを飛行させる場所って限られてくるんですよね。
じゃあ、誰にも文句を言われないのは、自宅でしょ!と考え付くかもしれませんが、実は、自宅でも飛行許可が必要になる場合があります。
では、自宅で飛行させる場合の疑問点と注意点を確認してみましょう。
ドローンを自宅で飛行させる場合のQ&A
【Qドローンを自宅で飛行させるときは許可は必要なの?】
【A】ドローンを自宅で飛行させる場合、飛行許可は必要ありません。
ただ、ドローンを飛行させているときのプロペラは、非常に危険ですので、必ずプロペラガードを装着しましょう。飛行させる部屋には、あまり障害物を置かないほうが無難です。
※この場合の「ドローン」とは、総重量200g以上の無人航空機に該当するドローンを指します。(総重量200g未満のドローンには、飛行許可・承認は必要ありません。)
【Qドローンを自宅の敷地内で飛行させるときは許可が必要なの?】
【A】ドローンを自宅の敷地内で飛行させる場合、許可・承認は原則必要ありませんが、一定の場合は必要になります
許可・承認が必要になる場合とは?
①DID地区(人口密集地域)での飛行は、自宅の敷地内であっても、飛行許可が必要となります。
②人及び物件から30m以上離すことのできない飛行は、飛行の承認が必要となります。
③夜間の飛行は飛行の承認が必要となります。
④目視外飛行(自分の目で見ずに飛行させる)は飛行の承認が必要となります。
自宅の敷地内で飛行させるのであれば、許可不要だと思いがちですが、団地のように住宅が密集している地域や、人通りが多い地域であれば、①や②に該当する場合があるので、許可・承認が必要になりますし、夜間の飛行であれば③、目視外飛行であれば④に該当するので、承認が必要になります。
まとめ
自宅でも、敷地内での飛行であれば、場合によっては飛行許可・承認が必要になることがあることがお分かりいただけたでしょうか?
簡単にまとめると、自宅(室内)であれば許可不要、敷地内であれば原則不要・一定の場合は必要ということになります。
飛行の許可・承認の詳しい解説については
をご覧くださいね。
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