ドローンの許可申請は一定の飛行経験がないとできないって本当??

ドローンの許可申請は一定の飛行経験がないとできないって本当??

 

ドローンを飛行させるために、いろいろネットで探索していると、ドローンには飛行の許可・承認申請が必要になる場合があることを学ぶと思います。

じゃあ、めんどくさいけど自分で申請してみるか~と一生懸命申請方法を調べて申請書類を作成するまえに、確認しておくべきことがあります。

それは、ドローンの飛行許可・承認申請には、前提として「一定の飛行経験」が必要になるということです。

そこで今回は、ドローンの飛行許可・承認申請の前提となる「飛行実績」について詳しく解説していきたいと思います。

 

ドローンの飛行許可・承認申請をする前に飛行経験の確認をしよう!

飛行経験ってなに?

 

飛行経験とは、読んで字のごとく、どれだけドローンを飛行させたかの経験のことです。

ここでのドローンの定義は、「無人航空機(総重量200g以上のドローン」になるので、総重量200g未満のドローンの飛行経験は、申請基準の「飛行経験」とは違います。

許可申請するうえで、飛行経験がないと申請基準を満たさないのは、当たり前のことですよね。

 

 

飛行経験はどれくらいあれば申請基準を満たすの??

 

許可申請に必要な飛行経験は、「10時間以上」と定められています。

もちろん、ここでの飛行経験は「無人航空機(総重量200g以上のドローン」を飛行させた場合です。

あと、ただ闇雲にドローンを10時間以上飛行させるだけではいけません。

飛行させるにあたって、GPSなどによる位置の安定機能を使用することなく、以下の飛行能力も必要になります。

 
①安定した離陸及び着陸ができること。
 
②安定して次に掲げる飛行ができること。
・上昇
・一定位置、高度を維持したホバリング(回転翼航空機に限る。)
・ホバリング状態から機首の方向を90°回転(回転翼航空機に限る。)
・前後移動
・水平方向の飛行(左右移動又は左右旋回)
・下降

 

飛行能力が低い人に安易に飛行許可を与えてしまうと、事故が多発してしまいますから、これぐらいの飛行能力は必要なんだと思います。

ちなみに、10時間以上飛行させることは、予想以上に大変です。

 

 

まとめ

 

以上を踏まえて簡潔にまとめると、

10時間以上の飛行経験(一定の飛行能力を備えた)

方が、飛行経験においての許可・承認申請基準を満たしますよということになります。

飛行経験なしに申請書を作って、あとから後悔しないようにしましょうね。