ドローンを飛ばすのにアマチュア無線4級は必要なの?

ドローンを飛ばすのにアマチュア無線4級は必要なの?

 

ドローンの購入を検討していて、色々検索して探している時に、「アマチュア無線4級が必要」という言葉を目にして、飛行させるのに必要なのか迷っている方は、少なくないと思います。

実際、私が初めてドローンを購入しようと思って検索していた時も、アマチュア無線が飛行に必要なのかどうかが心配になって、必死に検索していました。

今回は、アマチュア無線4級が必要かどうか、そもそもアマチュア無線って何なのかを解説していきたいと思います。

 

 

アマチュア無線4級ってなに?

 

ドローンの中には、飛行映像を電波を通じてプロポに伝達して飛行させることができる機体があります。

一般的にドローンの映像を伝達する時に使われる電波の周波数は、2.4Ghz帯です。

2.4Ghz帯の周波数は、資格なしで利用することができるのですが、ドローンの種類によっては(特にドローンレース用の機体)5Ghz帯の周波数を使って映像を伝達している機体もあって、5Ghzの周波数を利用するには、資格が必要となります。

その際に必要となるのが、「アマチュア無線4級」です。

 

 

基本的には、ドローンを飛行させるのにアマチュア無線4級は必要ない

 

基本的には、ドローンを飛行させるのにアマチュア無線4級は必要ありません。

市販の空撮用ドローンの大半が、2.4Ghz帯の周波数を使っているので、無許可でも電波を利用できるからです。

ドローンを購入する時は、2.4Ghz帯の周波数を利用しているかどうかを判断してから購入すると、あとから困ることはないですね。

 

 

ドローンレース用のドローンはアマチュア無線4級は必要

 

ドローンレース用のドローンは、5Ghz帯の周波数を利用して映像を伝達している場合が多いので、アマチュア無線4級が必要となります。

そもそも、なぜドローンレース用ドローンは5Ghz帯の周波数を利用するのかというと、一般的なドローンが利用している2.4Ghz帯の周波数よりも、映像を伝達する際の遅延が、5Ghz帯の周波数は少ないからです。

ドローンレースでは、ドローン本体を見て操縦するのではなく、ドローンのカメラが映し出す映像を見ながら操作するので、カメラからプロポに伝達される映像が遅延すれば、その分操縦の難易度が上がります。

よりスムーズにドローンを操縦するためにも、5Ghz帯の周波数を利用する必要があるということです。

 

 

まとめ

 

空撮のためのドローンには、大抵の場合アマチュア無線は必要ありません。

もし、アマチュア無線4級が必要になるのかどうかが不安な方は、映像伝達に利用する周波数が2.4Ghz帯かどうかを見極めましょう。

ネットで購入する場合は、利用する周波数が何Ghzなのかが記載されています。