ドローン許可の包括申請、一括申請って何が違うの?

ドローン許可の包括申請、一括申請って何が違うの?

 

ドローンの飛行ルールに関しては、航空法が定めていて、その飛行ルールに従わない飛行をすると、法的に罰せられる場合があるので、飛行に関するルールを調べている方は多くなってきていると思います。

飛行の条件によっては、許可または承認の申請を行う必要があります。

そこで、いろいろ調べてみると、申請には「包括申請」と「一括申請」があることに気付くと思います。

「包括申請」と「一括申請」、言葉が似ているのどのような申請の違いがあるのかがわからなくなっている方もいると思います。

では、この二つの申請には、どのような違いがあるのでしょうか?

その前に、包括申請と一括申請の内容について確認してみましょう。

 

包括申請と一括申請の内容

 

包括申請とは?

 

包括申請とは、具体的な日時や場所を決めずに、申請する方法です。

包括申請では、具体的な場所を特定せずに申請ができるので、県内全域や、複数の県にまたがるなど、広い範囲での申請ができます。

ただ、範囲が広がれば広がるほど、審査が厳しくなりますし、なぜ範囲を広げなければならないのかの理由もしっかりと伝えることができなければなりません。

 

 

一括申請とは?

 

一括申請とは、日時、場所が決まった複数の申請をまとめて申請する申請方法です。

複数の申請の申請者が、すべて同一でないといけないという制約はありますが、まとめて申請できるので、便利な申請です。

 

 

結局、包括申請と一括申請の違いってなんなの?

 

包括申請と一括申請の違いのポイントは2つあります。

①日時場所が決まっているのが「一括申請」決まっていないのが「包括申請」

②複数の申請をまとめてできるのが「一括申請」できないのが「包括申請」

名前が似ている分、混同しがちなので、しっかりと区別して正しい申請ができるようになりましょうね。